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アドバイス

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2024.02.11

今、再認識すべき副腎疲労

ダイエットをする際、いろいろな選択に迫られます。

低糖質ダイエット、脂質制限、PFCの計算、流行りの16時間ダイエット。

どれもが不正解でありどれもが正解でもあります。

ただ言えるのはその人のベストがあるという事です。

食事をすれば血糖値が上がり、血糖値が正常よりも下がればまた上げる必要があります。

下がった血糖値を上げるためには、コレチゾール、アドレナリンこの2つのホルモンが使われます。

コレチゾールは通称ストレスホルモンと呼ばれ、ストレスを感じた時やアルコールを飲んだ際に出るホルモンであり筋肉を分解する作用があります。

トレーナースクールで抗議している際、コレチゾールは筋肉を減らすから悪者の様に捉えているトレーナーも今だに多いので、必ず押さえておきたい知識の一つです。

コレチゾールは副腎疲労がおこると、血糖値が下がった際に放出されずにアドレナリンに頼ることになり興奮状態が強く出ます。低血糖を頻繁に起こしている方は、アドレナリンによる体の緊張(めまい、動悸)が出ているかどうかを確認した方がよいです。

通称、アドレナリンファイターです。

体が疲れているのに寝れない。

どんなに忙しくても疲労を感じないなどがありましたら副腎疲労を疑っても良いと思います。

ここまでくれば知識がある方は、このような方に糖質制限を進めないと思います。糖質が枯渇した状態では、コレチゾール、アドレナリンなどにより、肝臓のグリコーゲンや筋肉、脂肪の分解などで血糖値を上昇させます。これらのホルモンを出す状況自体が、副腎疲労のステージを進行させます。

副腎疲労の回復に努め、筋トレもアドレナリンの観点から控え、ピラティスやストレッチを中心としたトレーニングが理想です。副腎疲労が進むと毎日20キロ走っても体重が落ちない。一日水のみで過ごしても体重が増えるなどが起こります。副腎疲労の回復までに5年もの歳月がかかる場合もあります。とても辛い状態です。

何が良くない良いなどはありません。その人のお身体の状態であなたのベストが決まります。もしジムで食事指導を受けている方がいたとしたら、そのやり方の根拠を聞いた上で納得して進めていきましょう。自分を守るのは知識だけです。