この度、タイで行われた解剖実習に参加し、人体構造を実際に観察しながら深く学ぶ貴重な時間を過ごしました。

ご検体としてお身体を提供してくださった方に、心より深く感謝しております。
トレーニング指導において解剖学の理解は欠かせませんが、やはり「実物に触れて学ぶ」という経験は、書籍や画像だけでは得られない気づきを与えてくれます。

今回の実習では、筋肉や靭帯、神経、関節の構造はもちろん、臓器と筋膜・筋肉のつながりまで詳細に確認することができました。
臓器を包む膜（内臓膜）が筋膜を介して体幹部の筋肉と連続している様子や、姿勢や呼吸の質に影響する組織の相関性を実際に見ることで、「身体は一つのユニットで動いている」という事実を改めて実感しました。

そして、姿勢の崩れや痛みの背景には、筋肉だけでなく、膜の張力、内臓の位置関係、神経の走行など、さまざまな要素が複雑に絡み合っていることを、リアルな視点で理解できました。
これらの学びは、お客様一人ひとりの身体をより立体的に捉え、根本的な改善を進めるうえで大きな武器になると感じています。

LEOFITでは、トレーニングとコンディショニングを通じて、お客様の身体がより良い方向へ変化するよう丁寧にサポートしています。
今回の実習で得た知識を、姿勢改善・機能改善・痛みの予防など、日々の指導に確実に活かしていきます。

これからも現場での“本物の変化”にこだわり、学び続けていきます。